未来を照らす夢を描け!〜次代の先駆者として〜

第65回北見ぼんちまつり 詳細はこちら

理事長所信

Belief

はじめに

あなたは夢を持っていますか。私は、過去にこのような問いを受けたとき「なんにもない」と答えたことを覚えています。今、考えると当時の自分は将来に夢を描くことができなかった。
この愛すべき地域に何十年と育っていながら、地域のことを好きでも嫌いでもなく、無関心だった。ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサ氏は「愛の反対は憎悪ではない、無関心である。」という言葉を残しています。無関心であること、苦しむ者に関わりを持たずに傍観者であることが、愛の対極にあるという意味です。この言葉は、人に対してはもとより地域に対しても同じく言えることなのではないでしょうか。以前の私のように、将来に夢を描くことのできない大人の背中を見て育った子どもたちは、いったいどのように育ってしまうのかと恐ろしくもあり、不安を感じてしまいます。だから、今を生きる私たちには、人や地域のことを想い、愛情を持ち、明るい未来に向けて夢を描くことは大切なことなのです。
夢とは人生を豊かにするための目標です。人口減少、超高齢社会、経済の停滞、労働問題など、現在のような閉塞感漂う時代に夢を語るのには、抵抗を感じる人も多いように思います。
時代を遡ると1950年代から1970年代の高度経済成長期は、今日よりは明日の生活が豊かになることを信じ、「今は幸福ではないが明日は幸福になれる」という夢や期待感を持つことができたのではないでしょうか。しかし、現代は社会の物質的な水準そのものが高くなり、日常生活には困ることなく、内閣府の「国民生活に関する世論調査」によれば、2016 年の時点で70.1%の人が現在の生活に満足しているというデータがあります。しかし、日常生活に満足しているがゆえに、高度経済成長期の時のように幸福を実感することが難しくなっているように思います。このような時代だからこそ、誰もが夢を描き、希望あふれる地域を創造することが重要なのです。
私は、2008年に北見青年会議所に入会し、先輩諸氏の皆様に憧れを抱き、多くのことを学び経験させていただく中で、強く実感できたことがあります。それは、青年会議所運動の創始の精神と先駆けの精神です。青年会議所の発祥は、戦後焼け野原と化した東京に始まり「新日本の再建は我々青年の仕事である」と産声を発し起ちあがりました。そして、 1953年全国で44番目、北海道では5番目の早さで北見青年会議所は創設され、時代を先駆ける新しい発想と熱い情熱を持って運動を展開し、歴史と伝統を紡いできました。
いつの時代も変化の起点となり率先して行動することが、 JAYCEEたる所似だと信じています。しかし、変化が求められている時代にあっても変えてはいけないもの、つなぎ変えていくものを知ることも必要なことだと考えます。私たちは、若々しく未知にチャレンジしていく先駆けの精神を持ち、地域社会の推進力となるべく行動していきます。愛する北見の未来へ向けて青年らしく、泥臭く、果敢にチャレンジしていきましょう。

誇りある地域を目指して

2006年の市町村合併から12年目を迎える北海道で一番の面積を誇り、多くの資源に恵まれている北見市は、この変革の時代において多くの可能性に満ちている地域であると確信しています。しかし、私たちは北見市を魅力ある地域にできているでしょうか。多くの資源と可能性を地域の魅力として磨き上げるためには、人の結びつきから地域を結び、地域住民や関係諸団体の皆様と一丸となって地域に活力を生み愛郷心を育んでいくことが重要です。そして、愛郷心から地域に誇りを持つ人財を増やし、地域の魅力を人と地域の力で活かし、実現可能な夢へとつなげ、魅力ある北見の創造に邁進いたします。

北見青年会議所が創ってきた協働事業や交流事業は、時代の変化とともに変革をする時期になってきています。市民意識変革運動を実践し、さらなる当事者意識の醸成へ、永年継承してきた変わらない想いをつなぎ、新しい発想で地域が求め望むことを探求し、誇りある地域づくりを実践していきます。また、私たちは毎年のように起こってしまう大災害に対して、様々な経験や地域との連携を活かし防災、減災にむけて体制を整え、総合調整機関としての役割を果たし、人的ネットワークの構築を推進します。

地域に夢を持てる人財を目指して

今を生きる子どもたちの生活環境における問題は様々にありますが、いつの時代も大切なのは「心」の育成であり、多くの経験から人間性を豊かにし自分自身の未来に夢を描くことのできる人財へと成長していくことだと考えます。私たちは過去に、様々な青少年育成事業を展開し近年では、道徳教育、環境教育、食育といったキーワードから体験の中で「心」の育成につながる事業を創ってきました。これからも地域の特色を活かした青年会議所だからこそできる青少年育成事業を創り上げ、体験の中から育まれる心豊かな人間性を育成します。
そして、私たちは地域の未来を担う青少年が愛郷心を育み、学びの中で自己の成長につなげ、多くの仲間たちと共に自分たちが住み暮らす地域のことを自分たちの手で良くしたいという意識を持つことで、地域に夢を描くことのできる人財へと導いていきます。

青年会議所の力の源は何でしょうか。間違いなく地域のリーダーとしての気概と行動力です。私たちは、明るい豊かな社会の実現のために、地域の未来に夢を描き、実現に向けて行動できる人財として成長していく必要があります。そのためには、メンバーが青年会議所運動の目的を理解し、 JAYCEEとして必要な知識と技能を率先して学び、会員研修の実践を通じて自身のスキルアップにつなげ、誰もが憧れるJAYCEEを目指します。

地域に求められる組織として

私たちは、公益社団法人として常に公の利益を追求し、市民意識変革運動を推進している組織です。永きに亘り先輩諸氏から受け継がれた伝統を大切にし、厳格な組織運営を行います。また、組織の魅力を最大限に発信するために、様々な視点から広報について考えていきます。そして、多くの地域住民が青年会議所運動に対し関心を強く持つことで、共感から地域に求められる組織へつなげていきます。

未来へつなぐ組織の中の青年として

公益社団法人として対外的な活動が増えていく中でメンバー一人ひとりが、品格ある青年として礼節を重んじ、組織のルールを遵守する姿勢を率先して見せていく必要があります。
青年会議所は人生最後の学校であるとよく言われており、お互いが切磋琢磨し助け合い成長できる学びの場です。縦や横の人間関係を重んじ、多くの学びの中で仲間との絆を育んでほしい。そして、様々な人と関わる場合はもとより、メンバー同士で切磋琢磨する中においてもホスピタリティー精神を忘れずに、青年としての魅力を磨き上げていきましょう。

2009年に主管した第58回北海道地区大会から10年の時を経て2019年度第68回北海道地区大会を主管いたします。
地域に住み暮らす私たちが、地域が抱える様々な課題を乗り越え、地域の活性化にどのように寄与していくかをこの地区大会を通じて発信し、北見市そして北海道を魅力ある地域にするべく全力で行動していきます。そのために、事前準備は勿論のことメンバーの意識統一と団結が必要不可欠です。(公社)北見青年会議所らしく私たちの想いを創り上げ、目指す夢に向かって邁進していきます。

一丸となって取り組む会員拡大

私たちと同じ仲間を増やしていくということは、地域の未来に夢を描き、率先して行動する人財を地域に増やしていくことです。これは究極の青年会議所運動と言えるのではないでしょうか。メンバー数のピークは1978年の131名、そして現在70名と減少の一途を辿っています。さらに今後3年間で27 名のメンバーが卒業する予定です。私たちは、人と地域とのつながりの中で視野を広く持ち、効果的な会員拡大運動に取り組むことが大切です。JAYCEEとしての誇りを持ち、地域の未来を考え行動するリーダーとなればさらに地域に求
められる組織として魅力を高めることへとつながります。

結びに

北見青年会議所は、65年という節目の年から歴史と伝統を大切に紡ぎ、さらに地域に求められる組織へと新たな一歩を踏み出しました。「中今」という心に残る言葉があります。
「今」というのは単独で存在するものではなく、過去から現在そして未来へと連動性の中で必然的につながっている様を表した言葉です。私たちは地域とのつながりの中で紡いできた歴史と伝統を大切にするからこそ、感謝の気持ちを忘れずに行動していかなくてはいけない。
私たちを取り巻く環境は、一人ひとり違います。
家庭や仕事そして青年会議所運動と忙しい中で苦労をしている人もいるはずです。だからこそ、笑顔で、自分自身が描く夢に向かって一生懸命行動しよう。
不平不満やできない理由を並べ、最初から無理だと思わずに、前向きに捉え自分の成長につながると信じて、できることから行動しよう。
自分が夢に向かって行動を起こそうとするとき背中を押してくれる存在がいてくれると何よりも心強い、それが心の励みとなって力強い一歩を踏み出せる勇気となるのです。

自分らしくJAYCEEらしく夢と誇りを持って行動しよう。

基本方針
Basic policy
誰もが夢を描くことのできる地域を目指し
勇気をもって行動しよう
  • ●真のリーダーシップを発揮できる仲間づくり
  • ●地域に夢を描ける人財づくり
  • ●地域に誇りを持てる地域づくり

私たちは歴史と伝統を紡ぎ合わせ
変化の起点となり新しい時代を切り拓く

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